慢性気管支炎と診断された状況治療方法とは?

咳や痰が長期間続く「慢性気管支炎」。慢性気管支炎と診断された状況、どのような治療が行われるのでしょうか。そして慢性気管支炎をおこした原因は何ですか?ここでは、慢性気管支炎の治療方法について詳しく解説します。

慢性気管支炎はどんな病気か

慢性気管支炎は、原因不明の咳と痰の症状が長く続く状態に対する病名です。肺結核や気管支拡張症によるなど、原因が明らかな病気の状況は、慢性気管支炎とは呼びません。

健康な人の気管支内をおおう表面は粘液によって粘滑になっているには杯細胞という細胞があり、気管支腺という分泌腺が開口していて、空気とともに入ってくる異物から呼吸器を守るために、粘液や分泌物を送り出しています。これが異物をとらえて、のどのほうに押し出されたものがたんです。

しかし、長い間タバコを吸っていると、杯細胞や気管支腺が増加して、そこからの分泌物がたまってできる、たんも増えるようになるのです。こうした症状がみられる慢性気管支炎は、ほとんどの状況、肺気腫(「肺気腫」)という病気をともなうので、まとめて慢性閉塞性肺疾患(COPD(「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」))という診断名が使われます。

この状況、せきやたんという症状や慢性気管支炎という病気のようすは、肺の機能障害とはあまり関係がなく、むしろ病気としては、肺気腫のほうが問題になることが多いのです。

タバコが重要な原因

慢性気管支炎は、長期のタバコがもっとも重要な原因と考えられています。タバコによる慢性的な刺激が、気管支の部分に慢性気管支炎の病変を、肺胞(はいほう)の部分に肺気腫の病変を、別々に引き起こすと考えられています。

日本では、蓄膿症(ちくのうしょう)(副鼻腔炎(ふくびくうえん))が原因とみられる、せきとたんを示す患者さんが比較的多いようです。欧米では、副鼻腔炎による、せきとたんを示す患者さんを別の病気と診断するのに対し、日本では、これも含めて慢性気管支炎という診断名を使う医師もいます。

慢性気管支炎の治療方法

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慢性気管支炎の治療方法は、患者が、た大体通常通り日常生活を送れる状態であるか、日常生活に支障をきたすほど病気の状態が悪化した状況(急性憎悪時)であるかどうかで変わってきます。

日常生活を送るのにはそれほど妨げがない、比較的安定した状態である状況は、咳や痰の減少、呼吸困難の改善、低酸素血症の改善、症状悪化の防止を目標とする治療を行います。

咳や痰の減少、呼吸困難の改善には、気道を拡げるβ2刺激薬、抗コリン薬、キサンチン製剤といった薬剤が有用です。咳が強いからと安易に咳止めの薬を使うと、かえって気道に痰などの分泌物が溜まりやすくなってしまうため、避ける必要があります。

分泌物が気道に溜まると細菌感染の温床となるので、去痰剤や吸入を使った痰の排出も行います。インフルエンザ桿菌、肺炎球菌、緑膿菌などの細菌が原因となっている状況は、これらに対する抗生物質が処方されます。